こんばんは。
義理の弟がきてから、お世話やらご飯作りに忙しくて
自分のペースをまだ掴めずにいる私です。
9時過ぎにはみんなを2階に上がらせて、やっと一人の時間です。
そこから教室の準備をしたり、掃除をしたり、ちょっとソファーに
座ってみたり。。。
あ、そういえば、このソファーに座ったの何時ぶりかな?
なんて思うくらいです。
ちょっとすわってテレビをつけたら、またはいっていました。
『黒田裕子さんの人生』
なぜか、これを見ようと思うわけでもないのに5回位見てしまうのです。
きっと何度も放送していて、私がテレビをつける時間と同じなのかも。
黒田裕子さん。
看護師さんで、神戸の震災からボランティアで看護師として
いろんな人を見守ってきた方です。
仮設住宅に住む人を、何百人といる人を毎日、訪問するのです。
気にかける。
そんなことを何年も、何年も続けてきて、ついに黒田さん自身が
がんに侵されるわけです。
それでも、激痛が走る中でも、これからの災害が起こった時の施設や
看護の準備をしようとするのです。
ついに意識ももうろうとする中でも、それをやめることはありません。
すごい人生です。
黒田さんの人生は濃厚なものでした。
私は、信頼してきた人を突然亡くして、3年目になります。
年も離れていましたし、地位のある方でしたが、とつぜん電話を
くれて話をすることも度々でした。
私と旦那さんが結婚をする時、誰もが反対をして誰にも祝福されずにいました。
『誰も祝ってくれなくても、俺が祝ってやる』
と、婚姻届にもサインをしてくれました。
ぶっきらぼうで、でもとっても優しくて、子供がうまれると
すぐにお祝いを送ってくれたり、読めないくらいの汚い字で(ごめんね)
手紙をくれました。
そんな彼が電話をしてきたかと思うと
旅行に行きたいな。
大館のアメッコ市のアメが食べたい。
息子のこと。。。
全然関係のない私に話をしてくるのです。
関係ないから日頃話せない、地位があるために口に簡単に
出すことができなかったからかもしれません。
家をたてて、なんの連絡もなくうちに来たことがありました。
私は、びっくりで連絡をくれたらちゃんとおもてなしをしたのに!
『いいの。顔見に来たのだから。また来るね』
これがあった最後で、交わした最後の言葉でした。
その後、いつものように枝アメを送ろうとして連絡をしていましたが
ずっと携帯に出ることはなく。
でも携帯は鳴るんだから元気なはず。
どうしてもでなくてついにしびれを切らして事務所に電話をしました。
『Mは亡くなりました。』
事務所の女性が淡々と伝えました。
あまりの衝撃で全く声が出なかったのを覚えています。
ひょっこりうちに来てくれた時は元気だったのに。
その時からわずか3ヶ月でなくなったのです。
末期の癌でした。
旅行にも行きたい。
いろんなしたいことがあったのに叶えることなく
なくなってしまいました。
そんな彼は、最後なんと思ったのだろうと思うと胸が締め付けられました。
黒田さんのように、人のための仕事だったのでストレスも
相当なものだったと思います。
彼の死後、人生について考えることが多くなった私です。
その時は明日かもしれないし、でも100まで生きるかもしれなし
だから、その日のために今、何をするかということです。
私は今年38ですから、もう人生の折り返し地点には来ています。
これかたどうして生きていこうなんて全然考えてもいませんでした。
実際、振り返ってみてもどう30代を過ごしてきたのか覚えていることは
あまりありません。
これからについて考えすぎるとダメですが、でも考えた結果こうしようと思うことは
見つかりました。
1.悩まない
全く悩まないわけでないけれども、一度考えて、じっくり考えてそれでも出ない答えは
一度考えるのを辞める。特に相手がいるときは自分だけの問題でないので少し時間を置く。
悩んで、悩んでつかれてしまって、もしその次の日が極端な話、人生が終わる時なら
悩んでいた時間を子供たちや友人たちと過ごしたいと思う。だから答えが見つからないような
ものはいったん考えるのを止める。
そう思ったら、なんだか心も軽くなりました。
2.何かを決めるときは、それは人生の終わるときにやってよかったと思うものか
こう考えると、物事をより真剣に考え決めることができるようになりました。
3.私は、妻で、親であるけれど個人でもある
私は、私なのだから、子供も旦那さんもみんな大事だけど、自分のためにも
時間を使うこと。楽しいと思うことをすること。
そうしたら、みんなに優しくなれた(笑)
これを実行してきていて、少しは良い人生を送っていると思います。
そして、何より私に活力を与えてくれるパン教室メイトの皆さん、
皆さんは私の生きがいです。
先生らしくないわたしのところに雪の降る日でも、暑い日でも来てくれて
ありがとうございます。
楽しんでもらえるように頑張ります☆
なんだか暗いブログになりました?
明日はもっと明るい話題にしますね!
明日は『風呂敷ガール』についてお話します♪
義理の弟がきてから、お世話やらご飯作りに忙しくて
自分のペースをまだ掴めずにいる私です。
9時過ぎにはみんなを2階に上がらせて、やっと一人の時間です。
そこから教室の準備をしたり、掃除をしたり、ちょっとソファーに
座ってみたり。。。
あ、そういえば、このソファーに座ったの何時ぶりかな?
なんて思うくらいです。
ちょっとすわってテレビをつけたら、またはいっていました。
『黒田裕子さんの人生』
なぜか、これを見ようと思うわけでもないのに5回位見てしまうのです。
きっと何度も放送していて、私がテレビをつける時間と同じなのかも。
黒田裕子さん。
看護師さんで、神戸の震災からボランティアで看護師として
いろんな人を見守ってきた方です。
仮設住宅に住む人を、何百人といる人を毎日、訪問するのです。
気にかける。
そんなことを何年も、何年も続けてきて、ついに黒田さん自身が
がんに侵されるわけです。
それでも、激痛が走る中でも、これからの災害が起こった時の施設や
看護の準備をしようとするのです。
ついに意識ももうろうとする中でも、それをやめることはありません。
すごい人生です。
黒田さんの人生は濃厚なものでした。
私は、信頼してきた人を突然亡くして、3年目になります。
年も離れていましたし、地位のある方でしたが、とつぜん電話を
くれて話をすることも度々でした。
私と旦那さんが結婚をする時、誰もが反対をして誰にも祝福されずにいました。
『誰も祝ってくれなくても、俺が祝ってやる』
と、婚姻届にもサインをしてくれました。
ぶっきらぼうで、でもとっても優しくて、子供がうまれると
すぐにお祝いを送ってくれたり、読めないくらいの汚い字で(ごめんね)
手紙をくれました。
そんな彼が電話をしてきたかと思うと
旅行に行きたいな。
大館のアメッコ市のアメが食べたい。
息子のこと。。。
全然関係のない私に話をしてくるのです。
関係ないから日頃話せない、地位があるために口に簡単に
出すことができなかったからかもしれません。
家をたてて、なんの連絡もなくうちに来たことがありました。
私は、びっくりで連絡をくれたらちゃんとおもてなしをしたのに!
『いいの。顔見に来たのだから。また来るね』
これがあった最後で、交わした最後の言葉でした。
その後、いつものように枝アメを送ろうとして連絡をしていましたが
ずっと携帯に出ることはなく。
でも携帯は鳴るんだから元気なはず。
どうしてもでなくてついにしびれを切らして事務所に電話をしました。
『Mは亡くなりました。』
事務所の女性が淡々と伝えました。
あまりの衝撃で全く声が出なかったのを覚えています。
ひょっこりうちに来てくれた時は元気だったのに。
その時からわずか3ヶ月でなくなったのです。
末期の癌でした。
旅行にも行きたい。
いろんなしたいことがあったのに叶えることなく
なくなってしまいました。
そんな彼は、最後なんと思ったのだろうと思うと胸が締め付けられました。
黒田さんのように、人のための仕事だったのでストレスも
相当なものだったと思います。
彼の死後、人生について考えることが多くなった私です。
その時は明日かもしれないし、でも100まで生きるかもしれなし
だから、その日のために今、何をするかということです。
私は今年38ですから、もう人生の折り返し地点には来ています。
これかたどうして生きていこうなんて全然考えてもいませんでした。
実際、振り返ってみてもどう30代を過ごしてきたのか覚えていることは
あまりありません。
これからについて考えすぎるとダメですが、でも考えた結果こうしようと思うことは
見つかりました。
1.悩まない
全く悩まないわけでないけれども、一度考えて、じっくり考えてそれでも出ない答えは
一度考えるのを辞める。特に相手がいるときは自分だけの問題でないので少し時間を置く。
悩んで、悩んでつかれてしまって、もしその次の日が極端な話、人生が終わる時なら
悩んでいた時間を子供たちや友人たちと過ごしたいと思う。だから答えが見つからないような
ものはいったん考えるのを止める。
そう思ったら、なんだか心も軽くなりました。
2.何かを決めるときは、それは人生の終わるときにやってよかったと思うものか
こう考えると、物事をより真剣に考え決めることができるようになりました。
3.私は、妻で、親であるけれど個人でもある
私は、私なのだから、子供も旦那さんもみんな大事だけど、自分のためにも
時間を使うこと。楽しいと思うことをすること。
そうしたら、みんなに優しくなれた(笑)
これを実行してきていて、少しは良い人生を送っていると思います。
そして、何より私に活力を与えてくれるパン教室メイトの皆さん、
皆さんは私の生きがいです。
先生らしくないわたしのところに雪の降る日でも、暑い日でも来てくれて
ありがとうございます。
楽しんでもらえるように頑張ります☆
なんだか暗いブログになりました?
明日はもっと明るい話題にしますね!
明日は『風呂敷ガール』についてお話します♪